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    【COLUMN vol.07】犬の熱中症を防ぐには“つけっぱなし”が正解?冷房と電気代の話

    ~エアコン温度設定から、節電・留守番中の工夫まで~

    ✔️ 夏場のエアコン、「ずっとつけっぱなしで大丈夫?」「電気代が心配…」そんな飼い主さんへ。

    犬にエアコンは必要?

    犬を飼い始めたばかりの最初の夏、私も正直迷いました。
    「節電になるし、扇風機で乗り切れないかな?」——そんなふうに考えたこともあります。
    でも、犬は人間よりも暑さに弱く、汗をかいて体温を下げることが苦手な動物です。
    夏場の室内は人間には快適でも、毛皮に覆われた犬にとっては熱中症の危険があります。
    実際に「犬が快適に感じる室温」は20~25℃、湿度50%程度とされており、これを超えて暑くなると体調を崩しやすくなります。

    犬に適した快適な室温・湿度の目安

    ◎ 快適な目安:室温20~25℃・湿度50%前後
    ※短頭種・黒毛・肥満傾向の子は18~21℃を目安に

    留守中の冷房設定実例と基本ポイント

    • エアコンはつけっぱなしで温度管理。扇風機だけでは不十分
    • 自動運転+タイマーで冷えすぎ防止&効率化(設定温度は28℃前後)
    • サーキュレーター併用で冷気を部屋全体に
    • 遮光カーテンで日射遮断、室温上昇を防止
    • 自動給水器で水分補給もしっかり

    節電テクニック

    • 設定温度は26~28℃+空気循環で快適さキープ
    • 遮光カーテン・断熱シートで窓からの熱をカット
    • 2週に1回のフィルター掃除で冷房効率UP
    • スマートプラグで外出先からもエアコン管理
    • ペット向け電力プラン・深夜割などもチェック

    留守番中の室温監視方法

    • 温湿度センサー付きカメラでリアルタイムモニター
    • スマートリモコンで室温確認&遠隔調整
    • アラート設定で異常時にスマホ通知

    我が家の冷房ルーティン例

    • 朝9時:エアコン28℃自動モード+扇風機ON
    • 留守中:スマホで温度確認&調整
    • 夕方17時:一時OFF→夜19時再ON
    • 使用機器:パナソニック製エアコン/SwitchBot/Nature Remo
    • 電気代:1日約250〜300円、月8,000〜9,000円

    電気代だけ見れば「高い」と感じる方もいるかもしれません。
    ですが、去年の夏は体調を崩すこともなく、元気いっぱいに過ごしてくれました。
    電気代は少しかかったけれど、健康でいてくれたことが何よりの“節約”だったと感じています。

    まとめ

    エアコンの「つけっぱなし」は決して悪ではありません。
    犬が快適に過ごせる室温を保ちつつ、節電も工夫次第で可能です。
    我慢して体調を崩すよりも、安心と快適のバランスを大切にしたいですね。

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