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    フィラリア・ノミダニ予防の始めどきと薬の選び方

    3〜6月が勝負! “いつから・何を” で後悔しないために

    まずは危機感をチェック!

    暖かくなると一気に増える蚊・ノミ・マダニ
    「いつから薬を始める? 何を選べばいい?」──そんな疑問を一気に解決します。

    • 地域別のベスト開始時期
    • 主要薬の長所 & 短所
    • 年間スケジュール&費用早見表

    フィラリア症とノミ・マダニ被害を知ろう

    フィラリア症とは?

    蚊が媒介する寄生虫(犬糸状虫)が心臓や肺動脈に寄生。
    初期は無症状ですが、進行すると咳・呼吸困難・腹水・突然死の危険も。
    月1回の予防薬でほぼ100%防げるため “予防一択” です。

    ノミ・マダニの被害

    • ノミ:皮膚炎・外耳炎・貧血を引き起こす。卵が室内に拡散し繁殖!
    • マダニ:吸血による貧血+SFTS などの人獣共通感染症を媒介。

    どちらも春〜秋に最盛期。早めに駆除・予防を始めましょう。

    予防薬の種類と選び方

    タイプ形状投薬サイクルメリットデメリット
    チュアブル錠おやつ感覚月1回嗜好性◎/同時駆除(フィラリア+ノミ・マダニ)価格高め/コリー系の過敏反応に注意
    スポット剤背中に滴下月1回飲み薬が苦手でもOK/皮膚吸収で体重ブレに強いシャンプー制限/被毛がベタつく
    注射型皮下年1回※投薬忘れ防止/確実な効果病院限定・費用高/アレルギー時に戻せない/ノミダニは別途
    ※注射はフィラリア予防のみ。ノミ・マダニは別途対策を。

    地域別|予防開始&終了の目安

    エリア開始終了ノミダニ
    北海道・東北6月11月末季節性高
    関東・東海5月12月頭年間推奨
    近畿・中国・四国4月12月中旬年間推奨
    九州・沖縄3月翌年1月ほぼ通年

    ★ 目安は「蚊が出始めて1か月後に開始、いなくなってから1か月後まで」が基本ルール。

    年間スケジュールと費用イメージ(小型犬5kg)

    プラン内容投与回数年間目安
    一体型チュアブルフィラリア+ノミマダニ8回約18,000円
    分離投与フィラリア錠+ノミダニスポット各7回約14,000円
    注射+スポットフィラリア注射(年1)+ノミダニスポット1+7回約22,000円

    ※費用は病院や体重で変動。複数月まとめ処方で割引される場合も。

    よくある質問(FAQ)

    雨でスポット剤が流れたら?

    24時間後なら再投与不要。直後なら獣医師に相談を。

    副作用は?

    ごく軽度の嘔吐・下痢がまれ。コリー系など遺伝的に過敏な犬種は薬剤選択に注意。

    投与を忘れた!

    6か月以内なら気づいた時点ですぐ投与。6か月以上空いた場合は血液検査で感染確認後に再開。

    シニア犬でも注射型は使える?

    事前に肝・腎機能を含む健康チェックを受ければ投与可能。

    “やっておけば…” 体験談

    • ケース1:5月投与を忘れ 6月末にフィラリア陽性 → 治療+入院 10万円超。
    • ケース2:スポット剤塗布後すぐシャンプー → ノミ大量発生で再治療。

    まとめ:今日からできる 3 ステップ!

    1. 開始月を手帳にメモ(地域+1か月ルール)
    2. 体重を測定し、適切な薬量を確認
    3. 病院で薬タイプを相談して一括処方

    迷ったら「一体型チュアブル×春〜初冬」が簡単で失敗も少ないですよ。

    参考文献

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