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犬の熱中症 2025 完全ガイド室温・水分・散歩時間をプロが徹底解説

「今年も暑くなりそう…🐶💦」
飼い主 506 人アンケートでは、7 割以上が 5〜6 月から熱中症対策を始めると回答しました。
でも実際は、熱中症の 74%が “散歩中や遊び中” に発生(車内放置は 5%未満)という最新データもあります。
そこで今日は「室温・水分・散歩」の3本柱を、獣医さんのアドバイスをもとに
誰でもわかる言葉でまとめました。


目次

◆ 熱中症が起こる3つのシーン

  1. お部屋がムッとしたとき
     エアコンなしで室温が28℃を超えたら危険信号です。
  2. 水をあまり飲んでいないとき
     犬は体重1kgあたり40〜60mlは水分が必要。
     フードがドライなら、さらに+10〜20mlあると安心。
  3. 暑い時間にお散歩したとき
     アスファルトは夕方でも 50℃超え! 肉球やけどに注意。

🔑 ポイント
「室温25〜26℃」「水たっぷり」「歩くなら早朝か夜」――これだけで大半のリスクは防げます。


◆ 覚えておきたい “早期サイン”

  • ハァハァがいつもより速い
  • よだれがポタポタ
  • 落ち着きなくウロウロ
  • 耳や舌が赤い

★この時点で体を冷やし、水を飲ませましょう。
進行するとぐったり・吐く・倒れるなど命に関わる症状が出ます。


◆ 室温・水分・散歩 “3本柱”の実践プラン

1|お部屋の温度を 25〜26℃ にキープ

  • 日中はエアコンをつけっぱなしで OK。(電気代より命が大事!)
  • サーキュレーターで空気を回し、冷気を下に下ろす。
  • クレートやベッドは直射日光を避ける場所に。

2|こまめな水分+“氷おやつ”で給水アップ

  • 器は2つ置き、片方はぬるめの水にすると飲みやすい。
  • 凍らせたヨーグルトキューブをおやつ代わりに。
  • 外出時は500ml ペットボトル+折りたたみボウルを携帯。

3|散歩は 早朝(〜8時) or 日没後

  • 手の甲で地面を 5 秒触って熱ければアウト。
  • 首元に保冷剤を入れられるクールバンダナが便利。
  • 短頭種・シニア・肥満犬は距離を半分に。

◆ 万が一の応急処置 3ステップ

  1. 涼しい場所に移動(エアコン下 or 日陰)
  2. 常温の水を飲ませる
     ※氷水は血管が縮んで逆効果
  3. 体を冷やす
     首・わき・後ろ足の付け根に濡れタオル → 扇風機で風を当てる

体温が下がっても動物病院へ直行が鉄則です。


◆ よくあるQ&A

ドッグランは夕方 17 時なら大丈夫?

夕方でも地面はまだ熱いことが多いので、強い日差しがなくても手の甲テストが合格してからにしましょう。

冷房が苦手な子は?

冷気が直接当たらないよう上向き送風+サーキュレーターで空気を循環させれば、25℃設定でも快適に過ごせます。


◆ まとめ|“3つの柱”で夏を乗り切ろう

  • 室温 25〜26℃をキープ
  • 体重×40〜60mlを目安に水分補給
  • 散歩は涼しい時間+地面温チェック

この3つを守るだけで、熱中症リスクはグッと減ります。
さっそく今日から取り入れて、ワンちゃんと楽しい夏を過ごしましょう。

参考文献

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