「暑い日は夕方散歩だから大丈夫――」そう思っていませんか?
じつは紫外線(UV)は 午前10時~午後2時 がピーク。
毛に覆われたワンちゃんも目・鼻・薄毛部分は人と同じく日焼けダメージを受けます。
本記事では、獣医師監修のもと 今日から実践できる犬専用 UVケアを一気にまとめました!
目次
この記事でわかること
- 犬に紫外線対策が必要な科学的理由
- 獣医推奨 3つのUVケアメソッド
- 市販日焼け止め 5 製品の比較表(安全成分&価格)
- 嫌がらず塗るコツ・ゴーグル活用法
- よくある Q&A と即効チェックリスト
なぜ犬にもUVケアが必要?

紫外線A波(UVA)は皮膚の老化・色素沈着を、B波(UVB)は日焼け炎症・角膜炎を引き起こします。
近年の研究では、短毛・白毛・薄毛の犬種は人のSPF15クリームを鼻鏡に塗布せず屋外20分で軽度炎症が確認された報告も。
とくにシニア犬・免疫低下犬は皮膚ガードが弱いので注意が必要です。
毛タイプ | 代表犬種 | リスク度 | 要注意部位 |
---|---|---|---|
短毛 & 薄毛 | フレンチブルドッグ、ミニチュアピンシャー | ★★★ | 背中、腹部 |
白毛 & ピンク肌 | マルチーズ、ウェスティ(WHT) | ★★★ | 鼻鏡、まぶた |
二重被毛 | 柴犬、ポメラニアン | ★★ | 耳先、肉球 |
長毛 | ロングコートチワワ、トイプードル | ★ | 目周り、足先 |
獣医推奨!3つのUVケアメソッド

- 犬用日焼け止め
・酸化チタンベースで酸化亜鉛フリーを選ぶ
・顔は指にとり鼻鏡→耳先→眼下の順で点付け - UVカットウェア
・UPF50+ 表記&通気メッシュ素材が◎
・胴長犬は尻側が焼けやすいのでロング丈推奨 - 散歩時間のシフト
・夏期は早朝5~7時/夕方18時以降
・アスファルト温度は足裏低温火傷も防げる
犬用日焼け止め 3製品

製品名 | 主成分 | SPF/UPF | 容量 | 価格 | 総評 |
---|---|---|---|---|---|
Petkin ペットキン 犬用 日焼け止めスティック | 酸化チタン・ビタミンE | SPF 15 | 14 g | ¥1,580 | 鼻鏡&肉球に直塗りOK |
A.P.D.C. デオエチケットスプレー | ティーツリー油・UV 吸収成分 | ― | 125 ml | ¥2,200 | 消臭+UV ケアの 2in1 |
WAFONA 虫よけ+UV スプレー | フコイダン・ニームオイル | ― | 120 ml | ¥1,870 | 虫よけと紫外線対策を同時ケア |
※価格は 2025 年 7 月時点の Amazon 表示。変動する場合があります。
※価格は2025年7月時点の参考税込み。
嫌がらない塗り方・習慣化Tips

- 2ステップ法:
①ごほうび→②クリームを指先に出し “ポンポン” と点置き - スマホのセルフカメラで注意を引き、飼い主の視線誘導を活用
- 塗布後すぐに散歩や遊びへ→ポジティブ連想で抵抗減
よくあるQ&A

- 人間用の日焼け止めを薄めて使ってもいい?
-
酸化亜鉛・香料・アルコールが多く含まれるため推奨しません。
- ゴーグルは本当に必要?
-
角膜炎や白内障手術後の犬はUVカットゴーグルが有効。健康な犬でも白目が充血しやすい個体は◎。
- 黒毛犬は焼けない?
-
黒毛は熱吸収しやすく熱中症リスクが高いため、逆に日中の直射は避けるべきです。
まとめ & 今日からできる一歩

- 短毛・白毛・シニア犬は特にUV対策必須
- おすすめは日焼け止め+UVウェア+時間帯シフトの3点セット
- まずは鼻鏡だけでも保護するところからスタート!
🔖 チェックリストを保存して、夏の散歩を安全&快適に!
わんこペディアでは今後も季節の健康トピックを発信予定。
この記事が役立ったら いいね&シェア をお願いします🐶✨
参考文献・出典
- Talker Research (2025-01-16)「Why most pet owners plan a pet health reset in 2025」
- Yahoo Life UK (2025-01-16)「Most pet owners plan a pet health reset in 2025」
- EMS1 (2025-04-08)「Most pet owners plan a pet health reset in 2025」
- Petfood Industry (2025)「Report: Pet wellness market driven by personalization and preventive care」
- New York Post (2025-05-14)「90 % of dog owners say pet’s health as important or more important than their own」
コメント