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シー・ズーの特徴と飼いやすさ|初心者向き度 ★★★★☆

“おっとりマイペースな宮廷犬”── 大きな丸い瞳と流れるような長毛、
そして抜け毛が少なくアレルギー家庭でも飼いやすいと人気の愛玩犬です。
穏やかで甘えん坊ですが、目と呼吸器のケアは欠かせません!


目次

◆ 基本データ

  • 原産国:中国(チベット系)
  • 体高/体重:20〜28cm・4.5〜7.5kg※1
  • 寿命:12〜16年※2

◆ 性格・気質

陽気・穏やか・頑固さが少し
もともと宮廷の室内犬だったため、運動量は少なめでも満足しやすいです。
ただし甘やかしすぎると「抱っこじゃないとイヤ!」状態になるため、
お座り→ご褒美自立トレを取り入れましょう。


🐾 シー・ズー豆知識

  • 王宮の“贈り物犬”
    中国・清王朝で最高位の妃がチベット僧から贈られたことが始まり。
    宮廷では「小さな獅子」を意味する 獅子狗(シーズー・クウ) と呼ばれていました。
  • “鼻上げ”が得意な理由
    短吻(たんふん)種なのに鼻孔がやや上向き
    床に垂れた長い鼻毛が呼吸を邪魔しないよう進化したと言われます。
  • 寒さより暑さが苦手
    ダブルコートで保温力は充分。むしろ短頭種気道症候群により夏の熱中症リスクが高いので注意!
  • 《長毛》か《パピーカット》か
    ドッグショー規定では“地面に届くコート”が理想形。
    ただし家庭犬ではパピーカット(短く丸く)が圧倒的人気で、手入れが約1/3に。
  • 被毛は“抜けない系”
    人の髪に近い成長サイクルで抜け毛が少なく、
    アレルギー家庭でも飼いやすい犬種として知られています。

◆ お世話ポイント

項目目安ひとこと
運動量★★☆☆☆室内遊び+散歩20分
ブラッシング★★★★★毎日コーミング/月1トリミング
しつけ易さ★★★☆☆食べ物モチベ◎ただし気分屋
かかりやすい病気角膜潰瘍・短頭種気道症候群・外耳炎後述▼

◆ 特に気を付けたい病気 TOP3

  1. 角膜潰瘍
     大きな飛び出た目が傷つきやすい。
     顔周りの毛を結ぶ/散歩は低い草むらを避ける
  2. 短頭種気道症候群(BOAS)
     いびき・ガーガー呼吸・夏の呼吸困難。
    体重管理・暑熱環境を避け、重度は外科的矯正
  3. 外耳炎
     垂れ耳+毛量で蒸れやすい。
    イヤークリーナー週1・トリミングで耳毛処理

◆ 飼いやすさ総評

初心者向き度 ★★★★☆
“超アクティブ” でなくても満足、温厚で多頭飼いにも◎。
ただし毎日のブラッシング&目のケアはマスト。
ケアを習慣化できれば、シー・ズーは一緒にソファでくつろぎ
癒やしを振りまいてくれる最高のコンパニオンドッグになります!


参考文献

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