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「うちの子、寝てばかり…」は本当に安心?― 1 日の行動バランスでわかる健康サインと退屈サイン ―

「今日もソファで爆睡」「散歩から帰ると即ベッド…」
── それ、安心の証? それともヒマつぶし

“睡眠時間の長さ”より“起きている時間の質”が心身に深く影響すると示唆されています。
この記事では、

  • 年齢別・平均睡眠時間と注意ライン
  • 「退屈サイン」を見分けるチェックリスト
  • 今日からできる 生活リズムの整え方 & 遊びアイデア

目次

1.年齢別・犬の平均睡眠パターン

ライフステージ平均睡眠 (h/日)覚醒サイクル典型的行動
子犬(〜1 歳)18〜202〜3h 置きすぐ電池切れ
成犬(1〜7 歳)12〜143〜4h 置き日中うとうと
シニア(7 歳〜)14〜18不規則・短い夜間徘徊も

POINT ▶︎ 時間そのものより「起きている残り 6〜10 時間をどう過ごすか」がカギ!


2.寝過ぎが “要注意” になる 4 つのサイン

  • 起きていても反応が鈍い … 物音・名前呼びに無関心
  • 要求が急増 or ゼロ … 吠えまくり/逆に無気力
  • 短距離散歩でバテる … 筋力低下 or モチベ低下
  • 夜中の徘徊・落ち着かなさ … 生活リズム乱れ→シニアでは認知症初期も

3.“退屈サイン”チェックリスト ✅

  • ソファやクッションのカミカミが増えた
  • ストーキング:飼い主が動くたび付いて回る
  • 窓際で長時間 ボーッ と外を凝視
  • 前足ツンツンなどしつこい要求

★ 2 つ以上当てはまれば “刺激不足” の黄色信号!


4.「日中ルーティンの黄金バランス」

時間帯目安具体例・コツ
15〜30 分ゆっくり 匂い嗅ぎ散歩(スニッファリー)
午前10〜15 分知育トイ or ノーズワークで脳トレ
90〜120 分静かな休息(ケージ or ベッド)
夕方20〜30 分ボディワーク系遊び(軽い引っぱりっこ等)
10 分リラックス撫で&ストレッチ → 就寝

根拠メモ

  • 嗅覚散歩 → ※HRV↑ でリラックス
  • 知育トイ 15 分 → α波活性・ストレス行動↓
  • ボディワーク → 関節&筋力維持 + ドーパミン↑

Heart Rate Variability(心拍変動)の略
心臓は「70回/分」など一定のリズムで動いているように見えますが、じつは 拍と拍の間隔は毎回ほんの少しだけ揺れています。その “ゆらぎ” の大きさを数値化したものが HRV です。


5.シニア犬の “寝てばかり” 脱却 3 ステップ

  1. 超短時間 × 高頻度 … 5 分 × 4 回の室内ノーズワーク
  2. ソフト筋トレ … バスタオル山越え・スロープ昇降
  3. 昼白色ライト … 体内時計サポート(目安 2,000 lx)

6.よくある Q & A

平日昼間は留守番…どう刺激を?

タイマー給餌器+ノーズワークマットで「食事=脳トレ」に!

外が猛暑・極寒の日は?

室内タオルノーズワーク+段ボール迷路で代用。
  10 分でも OK👌

多頭飼いでもできる?

順番制(一頭ずつ部屋分け)で集中&安全に実践できます。


7.まとめ|“寝てばかり”の裏側を見る目を 🕵️‍♀️

  • 長時間睡眠=健康 とは限らない
  • 1 日の活動の質をチェック
  • 匂い嗅ぎ・脳トレ・ちょこ筋トレ → 退屈解消 & 認知予防!

今日のアクション
① 愛犬の「実質活動時間」をスマホでメモ
② 帰宅後 5 分 の宝探しゲームをスタート!

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